理系男子が褒めてほしいポイント、注意点

女性にとってちょっと苦手意識を持ってしまいがちなのが理系男子です。
理系男子は高学歴で理系分野に進学し、そこから専門職に就職をした男性のことで、物事を理論的に考える傾向があります。

よくある「男女の考え方の違い」というのを最も強く感じるのがこの理系男子と言ってよく、女性同士の人間関係を多く経験してきた人にとっては「何を考えているのかわからない」と感じることがよくあります。

ただ一つ知っておいてもらいたいのが、仮に女性からは何を考えているのか分かりにくい男性であっても、悪気があってきつい言葉を言っているわけではないということです。
本人としては女性に対して失礼なことを言うつもりがなく、ただ思ったことを口にしているだけということが大半でしょう。
もし初対面で話していて少しイラッとするようなことがあっても、そこで「この人は相手のことを理解するつもりのない失礼な人だ」と決めつけないでください。

あまり人付き合いが得意ではない理系男性によくあるのが、相手が自分のことを受け入れてくれるかどうか分からないので攻撃的になってしまうということです。
これは男女年齢関係なく、自分に対してなんとなく敵意を感じる人に対しては言動が強くなってしまいがちなので、まずは気になる男性にはこちらから歩み寄るようにすることがポイントになってきます。

こちらが相手を受け入れているということを示すのに最も効果的なのが「褒めて欲しいポイントを褒める」ということです。
自分で自信を持っているポイントを褒めてもらうのはどんな人でも嬉しいものなので、まずはその人がどこに一番自信を持っているかということを考えてみてください。

理系男性の多くは工学や情報処理など専門分野の研究や仕事をしています。
そこでそうした技術を作ることが世の中にとても貢献しているというようなことを言って、その上で「そうしたことができるあなたってすごいね」ということで、かなり相手からの信頼感が得られます。

一般論ではなく個別に理解をしてもらう

褒める時も間違いを指摘するときも、理系男子にやってはいけないのが「一般論」として言うことです。
例えば「それは世の中の常識でしょ」や「そんなことも知らないのはおかしい」といった他の人や世の中の基準を引き合いに出して言うと、言う側は満足しますが言われた側は理解をすることができません。
褒める場合も何かと比較をするのではなく、本人がどういったことをしてどんな成績をあげているかということを個人として認めてあげることで、相手から「受け入れられた」という気持ちを持ってもらいやすくなります。

一緒にいてどうしても意見がかみ合わないときなどは、自分の気持ちを素直にそのときに伝えるようにしてください。
お互いに気持ちよく過ごすためにはどういったことをしてほしいかということを双方から伝え合うようにすることで、長く一緒にいられるより良い関係を築いていくことができるのではないかと思います。