正しい順番、理由

お風呂に入った時どこから体を洗う?というとちょっとした心理テストのようですが、実はきちんと推奨できる順番というものが存在しています。
毎日の衛生を保つためのお風呂では、順番をきちんと行うことによりより美しく体の汚れを落とすことができるのです。

さっそくおすすめの順番から説明をしていくと以下のような順番となります。

  1. クレンジング
  2. 浴槽に入る
  3. シャンプー・トリートメント
  4. ボディウォッシュ
  5. 洗顔

ポイントとしてはクレンジングと洗顔を同時に行わないようにするということです。
理由としては浴槽に入ることにより体中の血管を広げ血流を促進することから、毛穴の奥に入り込んだ汚れを表に出しやすくするという効果があります。

入浴時にはまずクレンジングをしてメイクなど顔の汚れをざっと落とし、それから少し時間をかけて入浴をして毛穴を開かせ、それから体中の汚れを落とすようにしましょう。

洗顔が一番最後になっているというは、シャンプーや体を洗ったあとの残りの石鹸が顔についたままになってしまうのを防ぐためです。
もちろんシャンプー・トリートメントやボディウォッシュはきれいにシャワーで落とすことと思いますが、それでも体に付着したままの洗剤があると、そこから肌の劣化を招いてしまうことになります。
特に顔はデリケートな部分になりますので、最後にしっかり洗い落とすことにより入浴の仕上げとすることができるのです。

お風呂から上がったら早めに吸湿性の高いタオルで全身の水滴を拭き取るようにしましょう。
そして乾燥をする前にしっかり化粧水や美容液で保湿を行うようにするとともに、髪の毛も早めに乾燥させてあげるようにすれば完璧です。

公衆浴場を利用するときに守りたいマナー

番外編として公衆浴場を利用するときのマナーについても少し触れておきます。
公衆浴場は銭湯やスーパー銭湯、温泉施設やサウナ施設といったようなものがありますが、いずれも多くの人が利用をするところなのでしっかりマナーを守って利用することが大切です。

公衆浴場での基本的なマナーとしては、まず始めにかけ湯もしくはシャワーを浴びて体の汚れを一旦きれいにしてから湯船に入るようにしましょう。
スポーツジムの運動のあとなどはざっとお湯掛けをするだけでなく、先にシャワーなどでしっかり汗を落としてからお風呂に入るようにするというのがマナーになります。

それと、持ち込んだタオルは浴槽につけないようにするということや、上がる前には浴室内で体をしっかり拭いてから脱衣所に入るようにして、床をなるべく濡らさないようにするということも大切です。

髪の毛が長い人はきちんと髪留めを持っていき、湯船に毛がひたらないようにしてください。