性欲減退の原因

性欲減退にはさまざまな原因があります。
その中でも、「加齢」「生殖機能の低下」「男性ホルモン分泌量の低下」「精力の低下」は、性欲減退の4大要素と言われていて、特に精力の低下は年をとればとるほど上昇していきます。

特に、男性は30代、40代が働き盛りです。
働き盛りになると、仕事は楽しくなる一方でストレスも楽しさと同じかそれ以上に現れることが増えます。その影響で、仕事上のストレスがそのままEDの原因として現れることもあるのです。

EDとは勃起不全の症状を意味するもので、性欲減退とは意味が異なりますが、性交渉の時に満足に勃起せずそれがトラウマになってさらに性欲が減ってしまうという悪循環に陥ってしまう恐れもあります。
男性側は、仮に自分がEDであることを自覚していても、それを表に出すことはなかなかないので、改善が遅れます。
しかし、EDはED治療を行えば改善が見込める症状でもあるので、少しでも心当たりがあればED治療に踏み出してみてください。

ED治療薬の効果と注意点

ED治療には専用の治療薬を使用します。
現在、日本で使用できる薬品は「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」です。

バイアグラ

バイアグラとは、アメリカに本社を構えるファイザー株式会社によりED(勃起不全)に効果のある医薬品として世界で初めて製品化されたED治療薬です。

菱形で青色のフィルムコートが施してある錠剤で、薬剤を割ると中身は白色です。

特許期間を過ぎ現在はバイアグラのジェネリック医療薬も出回っています。

レビトラ

レビトラは、ドイツのバイエル社という会社が開発しました。
錠剤はオレンジ色のフィルムでコーティングされています。

バイアグラより水に溶けやすい性質をもっているため、即効性があるED治療薬として知られています。
レビトラの服用方法はバイアグラと同様で、作用時間が最大10時間とバイアグラより長めとなっているのが特徴です。

シアリス

シアリスは、日本イーライリリー(現在は日本新薬)開発の治療薬として、2007年に厚生労働省から製造販売の許可が下りた薬です。
シアリスはバイアグラやレビトラと違い、空腹時以外でも効果がみられているED治療薬で、現在世界で最も使用されている薬です。

 

ネット販売されているEDについて

ED治療薬はネット通販などでも販売されていることがありますが、これらは個人輸入で国で認可されていないED治療薬です。
医師の処方もなしで勝手に服用した場合、飲み合わせてはいけない薬と飲んでしまって命に関わることもありますので、必ずED治療専門クリニックへ行き、医師から処方されたED治療薬を服用するようにしてください。