老け顔に見えるメイクの特徴
いつもと同じメイクをしているはずなのに、ある日ふと鏡を見たら「なんだか老けて見えるな」と感じたという経験はないでしょうか。
メイクの方法は一生ずっと同じで良いというわけではなく、それぞれの年齢に適した方法というものがあります。
これは年齢を重ねていくことにより、肌質が変化をしたりシミやシワなど顔つきに年齢に応じた変化が現れたりといったことが原因です。
極端な例えになりますが、10代の女の子ならフリフリのスカートやリボンも可愛らしく着こなせますが、これが40代になるとどんなに可愛らしく振る舞ってもどうしても無理が出てきます。
「若く見える」というのは自然にそうなるのではなく、年齢を感じさせないようにする努力があってこそということは覚えておいた方がよいでしょう。
メイクにはその年齢なら似合うけれども、それをすぎると違和感が先になってしまうというようなケースがいくつもあります。
老け顔になってしまうメイクの代表的なものとしては「厚塗りファンデーション」「盛りすぎたアイメイク・エクステ」「濃いめのチーク」「くっきり強調しすぎな口紅」といったものです。
若いうちというのはそうしたパーツを強調するメイク方法も様になっていくのですが、肌のハリがなくなる年齢になると、パーツ強調系はその部分に負けた印象が強くなってしまいます。
若作りをしすぎるとむしろ老けて見えるようになってしまう、という法則はまずしっかり覚えておいた方がよいかもしれません。
また、40代以降にありがちなメイク失敗例として「若い頃の流行メイクをそのまま行なってしまっている」ということがあります。
例えば眉の形などは、だいたい10年くらいずつに大きな流行のスパンがあります。
ですので20歳前後にメイクデビューをした人がそのままのメイクをしていると、どうしても「時代遅れメイク」を堂々としているように見られるので、それが「老け顔」の原因になってしまうのです。
若く見えるメイク方法
若く見えるためのメイク方法として推奨されているのが「引き算のメイク」です。
先に述べたような盛りすぎなアイメイクやくっきりラインをひいた口紅といったようなものはいわば「足し算のメイク」で、自分の顔の部分を際立たせることがメイクの目的になっています。
そこで逆の発想となるのが「引き算のメイク」で、自分の顔をよく見てそこからマイナス要素となる部分をきれいにしていくというふうに発想を転換させましょう。
ただし、ただ引き算だけのメイクにしてしまうと顔全体がのっぺりとしてしまいますので、どこか一つにポイントをつけてそこだけをきれいに目立たせるという方法になります。
よく「引き算メイク」という名称からメイクそのものを少なくすると考える人がいますが、それは全く違います。
力を入れるべき部分をパーツよりもベースに置いて、しっかりとした化粧下地を作っていくことにより、引き算メイクをきれいに際立たせることができるようになるのです。